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COLUMNゴミの処分には費用がかかるものです。
事業所や店舗から出る産業廃棄物はもちろん、家庭からでる一般廃棄物も例外ではありません。
サイズが30cmを超える一般廃棄物は「粗大ごみ」扱いとなり、処分に別途費用が発生しています。
しかし、廃棄物を処理する方法は、業者に収集してもらうことだけに限りません。
自分で処分場やリサイクルセンターへ持ち込んで処理をする「自己搬入」をする方法があるのです。
今回は、廃棄物を持ち込み処理(自己搬入)するメリット・デメリットや自己搬入の手順についてご紹介いたします。
自己搬入には、以下3つのメリットがあります。
廃棄物を自己搬入する最大のメリットは、「処分費用が安い」ということです。
通常、収集を依頼する場合は、廃棄物を回収・運搬を行うための人件費が別途かかります。
そういったコストを含んだ処理料金となるため、割高になります。
しかし、自分で処分場やリサイクルセンターへ廃棄物を持っていけば、運搬コストがかかりません。
そのため、純粋な「処分にかかる費用」だけの負担で廃棄物処理をすることが可能になります。
オフィスの引っ越しや備品の入れ替えなどで、一度に大量のごみが発生してしまったり、引っ越しや断捨離などで、収集日まで待てないほど家庭ごみが出てしまったりする場合もあるでしょう。
そんなときでも、自己搬入をすれば、その日のうちにごみを処理することができます。
ごみを溜めておかずに済むので、保管場所にも困りません。
また、ごみの種類によっては、長時間置いておくことで悪臭や害虫が発生してしまう場合もあります。
そういった場合も、ごみが発生してすぐに自己搬入をすれば、悪臭や害虫の発生を阻止することが可能なのです。
事業所や店舗から出る産業廃棄物であっても、きちんとした保管場所がないと、他社やお客様の目についてしまう場合があります。
また、一般廃棄物も透明な袋に入れて出さなければならない自治体が多いため、ご近所の方に中身を見られたくないと心配になる方もいるはずです。
その点も、自分で廃棄物の持ち込み処理をすれば、中身を見られずに済みます。
弊社でも、廃棄物などのごみを持ち込みいただいた場合は、破砕機やユンボを使用して粉砕処理し、プライバシーを完全に守れるように注意を払って処分を行っています。
廃棄物などのごみを持ち込み処理する自己搬入は、処分費用が抑えられ、プライバシーも守られるメリットがある処分方法です。
しかし、自分で持ち込み処理をする上で知っておくべきデメリットもあります。
処分場やリサイクルセンターへ運搬するコストが削減できることがメリットではありますが、その分は自分で補う必要があります。
そのため、運搬にかかる時間はもちろん、ガソリン代などのコストも考えなければなりません。
事業所や店舗の場合、運搬をする人員を確保できるかどうかも大きな課題です。
運搬したい廃棄物が大量にある場合、運び出せる車両があるかどうかも重要です。
事業所の場合、中型や大型トラックなどで運搬できる場合もあるでしょう。
しかし、店舗や一般家庭の場合などで大型車を持っていない場合は、一度に運び出せる廃棄物の量に限界があります。
また、重量物や臭いがキツイものなど、自力で運搬するのが困難なものは自己搬入には向きません。
ごみ処理場に持ち込むことのメリットはご理解頂けたかと思います。
しかし大阪市のごみ処理場には、処理施設の受入基準により持ち込みできないものがあります。
参考:大阪市 ごみの持込み 受入基準
ここからは、実際に大阪市のごみ処理場に自己搬入する手順についてご紹介します。
大阪市では、居住区・ごみの発生区によってお問い合わせ先が異なります。下記の番号から連絡してください。
お住まいの区(ごみの発生区) | 担当する処理施設 | 電話番号 (かけ間違いにご注意ください) |
---|---|---|
中央区・東成区・城東区・鶴見区 | 鶴見工場 | 06-6912-4700 |
北区・西区・港区・大正区・浪速区・西淀川区・住之江区・西成区 | 西淀工場 | 06-6472-3000 |
福島区・此花区 | 舞洲工場 (破砕設備設置) |
06-6463-4153 |
天王寺区・生野区・阿倍野区・住吉区・東住吉区・平野区 | 平野工場 | 06-6707-3753 |
都島区・淀川区・東淀川区・旭区 | 東淀工場 | 06-6327-4541 |
(他工場の状況により持込みしていただく場合あり) | 八尾工場 | 072-923-4226 |
予約受付時間・曜日:月曜日から金曜日(祝日・年始を除く) 9時から12時、13時から17時
大阪市では、ごみの種類によって受入曜日や時間が異なるので、ご注意ください。
破砕処理を依頼する場合は、居住区・ごみの発生区に関係なく舞洲工場(破砕設備設置)へ連絡してください。
持ち込みの際の注意点は以下です。
・持込みは1日1回1台(4トン車までに)
・ダンプ車以外の車両で持込む場合は、2人以上で搬入する
・ごみの飛散・落下防止のため、シートをかぶせる
・車検証を持参する
・可燃性と不燃性の粗大ごみは、分別して、別々の日に持込む
通常のごみ処理施設の注意点に加え、以下を守る必要があります。
・此花区及び福島区以外の区から舞洲破砕設備へ搬入する際は、阪神高速湾岸線を通行する
・破砕処理施設へ持込む場合は、木製家具などの可燃性の粗大ごみとスチール製本棚や自転車などの不燃性の粗大ごみを、混載(積合せ)して一度に持込むことはできません。
ごみの持込み時に、処理施設でごみ処理手数料(10キログラムごとに90円)を現金で支払います。
ここまで読んでみて、
「自己搬入って手続きがややこしい」
「ごみの分別が面倒」
「ごみによって受入曜日や時間が決まっているのが不便」
「すぐに持ち込んで処分したい」
と思われた方もいらっしゃるかと思います。
そんな時は近畿エコロサービスへご相談ください。
当社では、お電話いただくだけでごみの量に関わらず当日お持ち込みも可能です。ごみの分別も不要で、様々な廃棄物の処理を低料金で承っております。
・建築現場の廃棄物や什器等の入れ替えで発生した廃棄物を会社に持ち帰りたくない
・オフィスや家の粗大ごみを処分したい
というお客様にもご利用頂いています。
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