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コラム

COLUMN
                 
2022.11.14
各業界の廃棄物処理

断熱材に使用されるグラスウールの廃棄方法について解説

近年、断熱材として「グラスウール」が多く使われるようになってきています。リサイクルガラスから作られている素材で、断熱性や遮音性に優れ、安全で環境にも優しい、というメリットの多い素材です。
しかし、家屋の解体等で廃棄する際には「産業廃棄物」に該当するため、適正な処分が必要となります。グラスウールにはどのような特徴があり、どのように処分すればいいのでしょうか。今回はグラスウールの詳細や廃棄方法について詳しくご紹介いたします。

グラスウールとは?

グラスウールとは、ガラスを高温で溶かし「1000分の1ミリ」という非常に細かい単位の繊維に加工した上で綿状にしたものです。主成分はリサイクルガラスで、耐熱性や不燃性、耐久性等の面に優れており、綿状という柔軟性を合わせ持った素材として、様々な分野で活用されています。
主な活用分野としては「断熱材」です。断熱性や吸音性、防音性に優れており、室内の厚さや寒さ、騒音、振動等を遮断するのに適しています。
グラスウールの特徴を以下にまとめました。

1. 断熱性に優れるため、エアコン等の熱損失を軽減できる
2. 広い周波数帯域にわたって、優れた吸音性を持つ
3. 無機質のガラスを主成分としているため、不燃材である
4. 腐食する、虫食い等の損傷が起きない
5. 軽く、施工が容易である

アスベストとの違いは?

アスベスト(石綿)は、天然にできた鉱物を繊維状にしたもので、「せきめん」「いしわた」等と呼ばれています。アスベストは吸い込んでしまうと、肺の組織内に長く滞留することになり、肺の繊維化やがん化、悪性中皮腫等の疾患を引き起こす可能性のある素材です。
これは、アスベストの「繊維構造」に問題があり、繊維が縦に裂けて細く長い繊維になることで、肺の奥深くにまで達してしまいます。一方、グラスウールは人工的に製造された非晶質繊維で、折れても繊維の太さが変わらず、肺の奥まで達することはありません。また、万が一到達しても体液に溶けやすく、短期間で体外に排出されるため、非常に安全な素材であるといえます。

グラスウールは「産業廃棄物」に該当します

グラスウールを処分する際は、産業廃棄物に該当するため、注意して処分を行う必要があります。法的な分類は「ガラスくず、コンクリートくずおよび陶磁器くず」です。上記でご紹介した通り、主成分がガラスで構成されているため「ガラスくず」に分類されています。
産業廃棄物は家庭ごみとして自治体に出すことはできません。産業廃棄物処理業者に依頼する等、適切かつ正しい処分が求められます。

グラスウールの廃棄方法について

グラスウールは産業廃棄物処理業者に依頼し、処分する必要があります。排出されたグラスウールをできるだけまとめ、産業廃棄物処理業者に連絡するようにして下さい。
また、排出業者には、自ら処理する、委託するに関わらず、生活環境上の保全に支障が出ないように処分する責任があります。
グラスウールは基本的に以下のように処理が行われ、最終処分として「埋め立て処分」が行われます。
近年考えられているのが「環境への負担」です。できるだけ減量化を図ることが環境保全につながっていくため、再生利用や再資源化を推進し、埋め立て処分の量を減らすようにしていくことが大切です。
どのような処分を行っているのか、リサイクルは可能なのか等、依頼する産業廃棄物処理業者に聞いてみるといいでしょう。

グラスウールの処分方法は?

グラスウールは産業廃棄物処理業者により以下の方法で処分されていきます。グラスウールの処分方法について、簡単にご紹介いたします。

グラスウールを破砕

中間処理場で破砕処理した後、リサイクルや埋め立て処分を行います。

グラスウールを溶解・焼却

800度という高温の熱で溶解して処理します。溶解したグラスウールは別の資材にリサイクルされます。

グラスウールの埋立処分

上記2つでリサイクルできなかったグラスウールは「安定型最終処分場」に移動し、埋め立て処分を行います。

弊社では、グラスウール等の産業廃棄物の持ち込みをお勧めしています!

弊社近畿エコロサービスでは、グラスウールを含めた産業廃棄物の「持ち込み」をお勧めしております。その理由や手続きの詳細について、ご紹介いたします。

1.低料金での処分が可能です

弊社では「産業廃棄物処分業許可」を取得しており、廃棄物処理施設を運営しております。そのため、お客様が弊社に産業廃棄物をお持ち込みいただくと、収集運搬や人件費が発生しない分、料金をお安くすることが可能です。弊社のリサイクルセンターは枚方市にあり、高速道路の出入り口近くに立地しています。交通の便がよく低料金でお持ち込みいただけるため、近畿地方をはじめとした多くの地域の企業や業者様から産業廃棄物を持ち込んでいただいております。

2.少量・多量を問わず当日お持ち込み大歓迎です

お持ち込みいただいた産業廃棄物は、弊社のトラックスケールで重量を、また弊社社員が立米単位で計測いたしますので明朗会計でご利用いただけます。
ただし、事前の予約が必須となりますので、お持ち込み前にご連絡下さい。

3.荷下ろし・清掃は弊社社員が行います

大量のグラスウール等重い産業廃棄物の荷下ろしや、荷下ろし後の清掃は弊社社員が行います。お客様のご負担はございませんので、安心して起こし下さい。
社員一同でお待ちしております!

グラスウールを含めた産業廃棄物の処分は近畿エコロサービスにお任せ下さい!

弊社は産業廃棄物処理に長年従事しており、多くの自治体や官公庁様、企業様等数多くのお客様とお取引があります。長年の経験をもとに、お客様に合った最高のサービスを提供できるよう日々教育、精進しております。
また、弊社は「適正な」業界トップクラスの低料金を大きな強みとしております。弊社は廃棄物処分業許可の他にも廃棄物収集運搬業を取得しており、一貫した処理が可能です。
そのため、コストの大幅削減や低減に取り組み、適正な低料金で廃棄物の処理をさせていただきます。
グラスウールを含めた産業廃棄物の処分は、近畿エコロサービスにお任せ下さい!

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